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昔から、夢は神のお告げや占いの対象とされてきました。
それは、夢が偉大な力、神や天や宇宙からの予言や予兆だと信じられていたからです。
現在でも、ネイティブアメリカンのインディアンの部族では、シャーマンが占い師として、その部族や家族の運命の水先案内人として、重要な役目をしています。
そして、彼らは、毎日見た夢を家族同士、隣人同士でも話し合い、日々の生活や行動の基準としています。
現代社会では、心理学や精神分析学として夢は、人間心理の奥底をのぞく「夢診断」で有名な「フロイト」です。
彼の最も重要な功績は、潜在意識の存在を世に知らしめたことです。
潜在意識とは、普段のあなたが意識できない、精神の海に深く沈み込んだ意識のことです。
その意識は、人が眠り、普段の意識が静かになったとき、夢という形で浮かび上がるのです。
その夢のメカニズムやその背後にある潜在意識を分析することで、その人の隠された、自分自身でさえも、わからなかった、重要な核の部分がわかるようになったのです。
そして、なぜ人は、夢を見るのか? 夢の謎のひとつが解明されたのです。
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人は、何故夢を見るのでしょうか?
その最大の理由の一つが
「現実では、満たされない願望を、夢のなかで満たそうとする」ということなのです。
いわゆる精神的補償行為なのです。
たとえば、学校でいじめられた子供が、その夜、スーパーマンに変身して、いじめた相手をやっつけるとか、
オモチャを買ってくなかった子供が、そのオモチャを使って遊んでいる夢を見る・・・などです。
もちろん、そんなわかりやすいストレートな夢ばかりでは、ありません。
大人になって、複雑な人間関係や社会状況では、願望は、様々なイメージに転化され、メタファー(比喩やたとえ)として、現され満たそうとすることもあります。
逆に、ストレスの多い現代社会では、子供のようにストレートで、単純に理解できるストーリーのほうが少ないといって、いいかもしれません。
それだけ、我々の現実社会は、心の奥底まで屈折された状態が鬱積しているともいえます。
いやはや、なんとも痛ましい話なんですけど(^_^;)
しかし、そのストーリーそのものは、あなた自身のオリジナルで、願望やメタファーも人によって多彩で、夢をみた人だけのために伝える内容ですから、
その夢は、あなたしか解釈することは、できないのです
つまり、夢は、あなた自身からあなたへのオリジナルメッセージなのです。
あなたが普段意識していない潜在意識が脚本と監督をし、主演し、観客もあなた一人ための、一度っきりの上演の映画なのです。
そして、その映画を見終わった後のインプレッションやコメントも、あなたしかできないのです.
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夢は、あなたの潜在意識が監督、脚本、主演した映画ともいえるのですが、
その上演時間は、約2時間ほどだといわれています。
その根拠として、
睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠の二種類があることが、脳波を研究する大脳生理学の分析で明らかになっています。
レム(REM)とは、Rapid Eye Mobement の略で
直訳すると 早く目が動く ということで、眼球がキョロキョロと動く状態で、ノンレム睡眠は、この運動が起こらない睡眠のことです。
睡眠中に、急速な眼球運動をしている人を起こすと、たいていの人が「夢を見ていた」と答えることから、
レム睡眠が夢と密接に関わりがあることがわかってきました。
また、レム睡眠時の脳波は、起きて活動しているときの脳波の波形とよく似ています。
これは、眠っていながら、脳が活発に活動していることを示しており、それが夢を見ている証拠でもあるのです。
これらの研究から、夢は、ほんの1分〜2分の間に見るものではなく、断続的に何度も見ていることがわかりました。
8時間睡眠する人は、このレム睡眠とノンレム睡眠を4回から5回ほど繰り返し、
一般の人で、通常10分〜20分ほどのレム睡眠が続き、またノンレム睡眠に入る繰り返しを90分周期で、おこなっています。
そのため、レム睡眠の合計が大体2時間以内となり、夢もそのぐらいの時間見ていると考えられています。
これらの研究から、目覚めたときに内容を覚えている夢は、目覚める直前に見た夢だろうと推察できるのです。
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